Ditto
久しぶりにパソコンに向かいます。
受かりました
休み明けにふと、Newjeansのこの曲を聴きたくなりました。リリースしてからもう一年たってしまったのですね。初めて聞いた時からイントロのさわやかな冬を思わせるようなコーラスが耳から離れなくて、私のプレイリストには一年中入っていた気がします。
この曲の最大の魅力といえばまさにMVにありますよね。
レトロな雰囲気が最高です、学校で六人組にいる主人公が離れてしまう描写がアイドルからの自立だという考察を聞いた時切なくなりました。
そしてまた、その思い出を一人見返している姿。アイドルという存在が支えになったり、たまに離れてしまっても心の中でずっとその記憶は生き続けている。その存在が遠いものに思われるとき、とても近いものになった時、そんな距離感の差が激しい中で成長したり経験を積み重ねたなあという記憶がアイドルというものを媒介として出てきたんだなあと思います。
歌詞もすごく切なくて、片思いの人に中々想いを伝えられないままただ時間が過ぎ去っていってしまう焦燥感、ただあなたに私の言ってほしい言葉を言ってもらいたいという素直な願望。熱い恋愛なんてしたことないのになんでこんなに引き付けられるのでしょうか?
「私の長い一日」「朝は遠すぎる」とか、一目ぼれの感覚をずっと持っている感じが
私を初々しい気持ちにさせてくれます。
学校終わり、暗い駅。
音楽は記憶を閉じ込めるといいますが、この曲は特によく聞いていたころの風や冷たさ、風景が思いだされました。この曲が美しく聞こえる季節は私にとってまさに今で、そして今年の冬もまた戻るんだろうなあと思います。
その時に、未来から今の私に何を思うのでしょうか?
私は変わってこれるのか
受験をして受かって、初めての体験をいっぱい出来たなあと思います。
そして、五月ごろからの受験勉強の反動。友達ができなくて、号泣してしまった日に誰が支えてくれたか?自分から親に初めて頼って、その時にアイドルという存在はむしろ雑音になってしまった。(脳を休ませたかった)
私にとって、私を支えてくれたのは人との直接のかかわりでした。
アイドルという幻想を見る間もなく、ただ毎日に追われていた日々。
新しい居場所ができて、幸運にも仲のいい人ができた。
そこで初めて、私は充実していた去年の記憶を鮮明によみがえらせることができた。
Dittoというものを媒介して。
この充実さがずっと続けばいいなと思うけど、いつかは成長しないとな。
新学期のドキドキで惑わされないように、私は勉強を目標に頑張ります。